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必笑「受け」のパターン 8
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 ○けなしぼめ
  〜けなしているようで(注意しているようで)実はほめている。
  【例】早くノートがかけた子に『速すぎるスピード違反!』
     字がきれいな子どもに『きれいすぎる!校長先生にしかってもらおう!』

 ○のりツッコミ
  〜間違っている発言(答え)に対して、いったん肯定しておいてから、否定する。
  【例】『森くん、長方形の面積の公式は?』「底辺×高さ÷2です」
     『そうだね、この下の辺と高さをかけて、2で割ると…小さすぎる!残念!』
     
 ○デフォルメ
  〜相手が言ったことに対して、大げさに例示をする。
  【例】『麻美ちゃんのお父さんって、背は高い?』「はい」
     『ああそう。5メートルくらい?』

 ○例示
  〜相手の答えに対して具体的な面白い例示をする。
  【例】『吉宗はなに将軍と呼ばれていたかな?』「米将軍」
     「そうだ、彼のお父さんはコシヒカリ、お母さんはきららだったかな?」

 ○落差
  〜相手が言ったことに対して極端な例示をする。
  【例】『誠くんの好きな食べ物はなに?』「ハイ卵です」
     『ああそう、すると昨日の晩ご飯は、卵かけご飯に、ハムエッグに、茶碗蒸し
      だね?……ほとんどアレルギーだね』

 ○しゃれ(地口)
  〜こんなのです↓
   【例】「そんなことナイジェリア」(ああ悲しい……こんなこと講座でやっていい
      のだろうか)
 
 ○シュール
  〜文脈を無視して、まったく違うカテゴリーのことを言う。
   【例】『小泉さんの妹って、いくつ?』「3歳です」
      『そう、じゃあ、故郷はタンザニアだね』  

 ○しぐさ
  〜面白い仕草によって、強烈にこちらの言いたいことを印象づける。
   【例】すばらしい子どもの答えに対して、急に『あ、いたたた!』と言い。腰をさ
      する。そのあと、『あまりすばらしいので腰が抜けた!』という。