(運動会を例に)
運動会で一番印象に残った場面を1コマ漫画で描きなさい。 ただし、絵はごくごく簡単でいい。 できたらもっていらっしゃい。 |
普通ならいやな作文の時間も、上のように指示するだけで、かなり子どもは気が楽
になるようだ。
早くできた子には、時間調整のため黒板に描かせる。
今描いた絵にできるだけ楽しい題をつけなさい。 例えば、「運動会について」「運動会が終わって」「楽しかった運動会」なんて言う平凡なものはいけないよ。 |
子どもが書けたのを見計らって、数名指名し発表させる。
発表後、誰のが最も作文を読みたくなる題名であったのか検討する。
また、それはなぜかも考えさせる。
さて、それではいよいよ作文を書いて貰います。ただし、まず初めの一文だけ書 いてもらおう。 |
そして、書き方を説明する。
作文は先ほど描いた絵の場面について書きます。 |
また一文目には次のような書き方があります。(『』は板書) 『会話法』(例えば「それ引け!」) 『謎解き法』(例えば「事件はその時起こった」) 『誇張法』(例えば「その時僕はチーターになった」) 『動作型』(例えば「僕はいっきに飛び出した」) これらの方法で今日は書いてみよう。 |
一文目がかけたら、いいものは板書させる。
板書が終わったら2文目以降をどんどん書かせる。